宗教戦争 2016 6 5

書名 日本人が気付かない世界一素晴らしい国・日本
    カトリック信者の私が、なぜ、靖国神社を参拝するのか?
著者 ケビン・M・ドーク  WAC文庫

 私は、日本とアメリカが戦った太平洋戦争は、
宗教戦争の側面があったと思っています。
 この本に記述があるとおり、
戦前において、日本では、
天皇が「生き神」とされてきました。
 これを英語に翻訳すると、
とてつもないことになります。
 キリスト教世界において、
神と人間との距離は絶対的です。
 神の下に、救世主がいて、
その下に、大天使がいる。
さらに、その下に天使がいるのです。
 だから、欧米人に、
「天皇は、『生き神』、
つまり、生きている神である」と言うと、
ビックリ仰天してしまうでしょう。
 著者が指摘しているのは、
天皇とローマ法王は似ていると指摘しています。
 私も、そのとおりだと思います。
つまり、天皇は、日本神道という宗教の最高位聖職者であると定義すれば、
キリスト教徒から見ても、違和感はなかったと思います。































































































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